Astroはどこで使われているのか
Astroという技術がどのようなサイトで使われているのかを、公式情報をもとに整理する。
概要
Astroは、ReactやNext.jsほど日常的に名前を聞く技術ではありません。 ただし、公式ドキュメントでは、ブログ、マーケティングサイト、ドキュメント、ポートフォリオ、ランディングページ、コミュニティサイト、ECサイトなど、コンテンツ中心のWebサイト向けのフレームワークとして説明されています。
つまり、管理画面やSNSのようなアプリケーションというより、文章・ページ・情報を見せるサイトで使いやすい技術です。
どこで使われているのか
Astro公式のShowcaseには、Astroで作られたサイト例が掲載されています。 掲載例には、Unilever、IKEA、Marie Curie、Netlify、Porsche、Cloudflare、Firebase Studio、The Guardian Engineering、Michelin、Proton、Visa Product Design System、Firebase Blog、Microsoft Fluent 2 Design System、NordVPN、StackBlitz Blog、Cloudflare Docs、Netlify Documentation などがあります。
これは、Astroが個人ブログだけでなく、企業サイト、ブランドサイト、ドキュメント、技術ブログ、デザインシステム、プロダクト紹介ページでも使われていることを示しています。
向いている用途
Astroが向いているのは、主に次のようなサイトです。
- 技術ブログ
- ドキュメント
- ナレッジベース
- ポートフォリオ
- 会社・サービス紹介サイト
- ランディングページ
- デザインシステムのドキュメント
- 静的に公開できる情報サイト
特に、Markdownで記事やページを増やしていくサイトとは相性が良いです。
向いていない用途
一方で、Astroは何でも作るための万能フレームワークではありません。
次のような用途では、Next.js、Remix、SvelteKit、Laravel、Railsなど別の選択肢も検討します。
- ログイン後の複雑な管理画面
- SNSのようなリアルタイム性の高いアプリ
- ブラウザ上で状態を大量に持つSPA
- 複雑なフォームや権限管理を中心にした業務アプリ
Astroでも動的な機能は作れますが、基本思想はコンテンツ中心です。 そのため、情報を整理して公開するサイトに向いています。
所感
Astroは、聞きなじみだけで見るとややマイナーに見えます。 しかし、公式Showcaseを見る限り、企業サイトやドキュメントサイトでも使われています。
このサイトのように、Markdownで知識ページを増やし、GitHub Pagesで静的に公開する用途なら、Astroはかなり自然な選択です。
参考文献
- Astro Docs: Why Astro?
- Astro Docs: Islands architecture
- Astro: Showcase
外部リンク
更新履歴
- 初版作成