Struts

Struts 1を中心に、リクエストがActionを経由してJSPへ到達する仕組みを整理する入口。

作成日: 2026-07-10 / 更新日: 2026-07-28

キーワード: Struts 1 / ActionServlet / ActionForm / Action / ActionForward / JSP / struts-config.xml

概要

StrutsはJavaのWebアプリケーションフレームワークです。このページでは、既存の業務システムで見かけるStruts 1を中心に扱います。

Struts 1を読むときは、クラスや設定項目を個別に暗記するより、1件のHTTPリクエストがどの設定とJavaクラスを通り、どのJSPへ到達するかを追えることが重要です。

Struts 1とStruts 2

Struts 1とStruts 2は、名前は似ていますが内部構造が大きく異なります。

観点Struts 1Struts 2
リクエストの入口ActionServletFilter
入力値の受け皿ActionForm主にActionのプロパティ
Actionの戻り値ActionForward文字列のResult名
主な設定struts-config.xmlstruts.xml、アノテーションなど
JSPタグの例html:*bean:*logic:*s:*

依存ライブラリ、import文、設定ファイル、JSPのtaglib宣言から、どちらを使っているかを最初に確認します。

基本構造

  1. ブラウザがURLへリクエストを送る
  2. web.xmlに従ってActionServletが受け取る
  3. struts-config.xml<action>からActionMappingを特定する
  4. ActionFormへ入力値を設定・検証する
  5. 対応するActionexecute()を呼び出す
  6. Actionが業務処理を呼び出し、表示値を設定する
  7. ActionForwardが遷移先を決める
  8. JSPがHTMLを生成する

詳細はStruts 1のリクエスト処理で扱います。

MVCとの対応

役割Struts 1で関係する要素
ControllerActionServletActionMappingAction
ModelService、業務オブジェクト、DAOなど
ViewJSP、Strutsタグライブラリ
入出力の橋渡しActionForm、request・session属性

ActionはController側の要素です。業務ロジックまで集めると、画面遷移、入力制御、業務判断が混ざります。既存コードでは理想的な分離を前提にせず、実際の配置を確認します。

コードを読む入口

  1. JSPの<html:form action="...">やリンク先を確認する
  2. struts-config.xmlで対応する<action path="...">を探す
  3. typeからActionクラスを開く
  4. nameからForm Beanを特定する
  5. execute()と、そこから呼ばれる業務処理を読む
  6. findForward()<forward>から遷移先JSPを確認する

Java側から画面へ追う場合は、この順序を逆に辿ります。

深掘りページ

参考文献

更新履歴

  • 初版作成
  • Struts 1の処理構造を辿る親ページとして再構成

関連項目

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